STTG工法(耐久性止水工法)
2023/01/12 更新新規性
・STTG工法の主剤である「石油樹脂・アクリル系注入材」は、硬化後の耐久性はあるものの、硬化速度が遅いため、流れがあるなど漏水量の多い箇所の補修には不適である。そのため、硬化速度を少量のウレタン材を混合することにより適度に速め、伸び、付着性ならびに長期耐久性に優れた新しい止水材を開発した。
・主材と硬化促進剤(ウレタン)との混合は、それぞれ専用ポンプで圧送し、混合割合(硬化促進剤5~10%)を制御しながら注入直前に撹拌混合することで、材料の硬化時間を5時間から5~20分に早め、コンクリート構造物のひび割れ、継ぎ目部からの漏水を防ぎ、長期耐久性を有した止水工法を確立した。
・主材と硬化促進剤(ウレタン)との混合は、それぞれ専用ポンプで圧送し、混合割合(硬化促進剤5~10%)を制御しながら注入直前に撹拌混合することで、材料の硬化時間を5時間から5~20分に早め、コンクリート構造物のひび割れ、継ぎ目部からの漏水を防ぎ、長期耐久性を有した止水工法を確立した。
期待される効果
・従来用いられているウレタン材の課題であった再漏水を防止でき、以下の効果が期待できる。
①コンクリート躯体の劣化対策(特に塩害、ASR)
②下水道料金の低減
③長期的(LCC)な費用低減
①コンクリート躯体の劣化対策(特に塩害、ASR)
②下水道料金の低減
③長期的(LCC)な費用低減
適用条件
■適用条件は以下のとおり
①ひび割れ・打継目の幅:0.2mm~2cm程度
②コンクリート構築厚さ:20cm程度以上
③作業条件:作業環境 0~40℃程度
④その他条件
・塩分混入については、問題なし
・油分、強酸が混入している場合は検討が必要
・大漏水への対応は、個別検討。特殊な方法により対応可能(掲載画像「下水幹線トンネル大漏水対策状況」参照)
■対象設備
・各種トンネル、下水道施設(処理場・建物、本管)、鉄道施設、ダム(監査路、提体)、砂防堰堤、
地下駐車場、ビル(地下室、ピット)など
①ひび割れ・打継目の幅:0.2mm~2cm程度
②コンクリート構築厚さ:20cm程度以上
③作業条件:作業環境 0~40℃程度
④その他条件
・塩分混入については、問題なし
・油分、強酸が混入している場合は検討が必要
・大漏水への対応は、個別検討。特殊な方法により対応可能(掲載画像「下水幹線トンネル大漏水対策状況」参照)
■対象設備
・各種トンネル、下水道施設(処理場・建物、本管)、鉄道施設、ダム(監査路、提体)、砂防堰堤、
地下駐車場、ビル(地下室、ピット)など
使用する機械・工具
- エアブロー
- 撹拌機
- 硬化促進剤注入ポンプ
- 高所作業車
- 混合機
- 主材注入ポンプ
- 注入バルブ
- 注入用高圧パッカー
- 発動発電機
- ハンマードリル
施工事例・施工実績
施工手順
カタログ
会社情報
- 会社名
- (一社)STTG工法協会
- TEL
- 03-6715-4395
- 企業情報
- 公式サイト